心身を健康に保つ方法について

看護師の仕事は、緊張する状況が多いことに加え夜勤や残業などの不規則勤務もあり、心身の健康が保ちにくい傾向にあります。しかし、看護師の体調管理は、業務上非常に大切なことです。そこで、看護師が行うべき体調管理として、生活リズムを保つことと食事や運動が挙げられます。
生活リズムを保つ方法は、まず体内時計の狂いを正常に戻すことです。夜勤による睡眠不足などで体調不良になる前に、対策をとりましょう。具体的には、夜勤明けは睡眠を我慢し、日勤と同様に夜に睡眠をとる方法です。夜勤明けに熟睡してしまうとより体内時計が狂ってしまうため、疲れていても数十分の昼寝で我慢します。

また、食事は体内時計に深く関係してくる要素です。通常は昼に働き、夜に寝る生活が身についているので、その生活リズムに合わせた食事時間を守りましょう。残業で遅くなる場合は、業務中に茹で卵やサラダチキンなどのタンパク質をとり、帰宅後夜遅い場合は水分補給程度にすると質のいい睡眠がとれます。夜勤中は、食事をしない方が体内時計を正常に保つことが可能です。甘いお菓子や栄養ドリンクなどはできる限り避け、カフェインの入っていない温かい飲み物やスープに変えましょう。
その他、休日には日光を浴びて軽いジョギングなどの有酸素運動を行うと体調が整います。ホットヨガやスポーツジムで汗を流すことも効果的です。運動は、ストレス解消や質のいい睡眠だけではなく、女性にとって嬉しいダイエットも期待できるでしょう。